痛風の食事と深く関係する「プリン体」ってなに?

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痛風と深くかかわる「プリン体」ってなに?

痛風は、カラダのなかに尿酸が増えすぎることで起きる病気。その尿酸の原料となるのが、プリン体なの。では、このプリン体ってどんな物質なんでしょう?ここでは、プリン体の正体やプリン体を多く含む食事など基本的なことについて学びましょう。

そもそもプリン体はどんなもの?

尿酸値が気になる方にとってプリン体は大敵といったイメージがありますが、プリン体は生きていくうえで必要不可欠な物質でもあるのです。プリン体は、細胞の増殖など新陳代謝に使われるほか、運動や代謝に関するあらゆる活動に利用される重要なエネルギー源でもあります[注1]。そして、消耗されたプリン体は肝臓で分解されて尿酸となり、体外へと排出されるのです。カラダにとってとても重要な役割を担うプリン体ですが、食べ物などから多くとりすぎると、尿酸値を上昇させたり、痛風を発症させるリスクを高めたりといった厄介者になるわけです。

食品や飲み物のプリン体含有量

主な食品100gあたりのプリン体含有量[注2]

  • ニボシ:746.1mg
  • あんこう肝(酒蒸し):399.2mg
  • 干し椎茸:379.5mg
  • 鶏レバー:312.2mg
  • マイワシ:305.7mg
  • イサキ白子:305.5mg
  • 豆腐(冷奴):31.1mg
  • 白米:25.9mg
  • 小麦粉(強力粉):25.8mg
  • カズノコ:21.9mg
  • イクラ:3.7mg
  • 鶏卵:0.0mg

レバー類は鶏だけでなく、豚や牛もプリン体が比較的に多い食品。また、一部の魚介も200~300mg(100gあたり)のプリン体を多く含んでいるので注意が必要よ。意外だったのは、鶏卵やイクラ、カズノコ(ニシンの卵)といった卵類。痛風に良くないといったイメージがあったけど、プリン体は意外と少ない食品なんですね。ご飯やパン(強力粉)と比べても、100gあたりでは少ない食品なので、卵好きの主人を持つ私にとっては、ちょっと安心♪(でもカロリーは高いけど…)

プリン体の適正数値

日本痛風・拡散代謝学会がまとめた「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」によると、1日あたりのプリン体の摂取制限は400mgとされています[注3]。食品ごとのプリン体含有量を参考にすると、あんこう肝(酒蒸し)だと100g以上食べたらアウト。焼鳥屋さんなどで鶏レバーを2~3本食べたら、プリン体だけで300mgはとれちゃうでしょう。居酒屋によく行かれる方は注意が必要ですね。

さゆりのワンポイントアドバイス

プリン体はカラダに重要な物質。でも、とりすぎは注意!

健康な毎日を過ごすために、プリン体は必要不可欠な物質。でも、これをとりすぎると痛風を発症するリスクが高くなるので、注意しないといけませんね。私もそうだけど、摂取エネルギーとか栄養のバランスばかりに気を使いすぎて、プリン体の摂取量なんて考えていませんでした。もちろん、エネルギー量やバランスを考えることも大切。でも、プリン体にも注意しないと、痛風になるリスクを高めることになるわけだから、これからは総合的に考えていかなくちゃね!

参考文献

  • [注1]細谷 龍男(2016)「名医がカラー図解! 高尿酸血症・痛風は予防できる! (2) 病気の進行に気づかない高尿酸血症」impress QuickBooks
    <https://goo.gl/R6WgMj>
  • [注2]公益財団法人 痛風財団「食品中のプリン体含有量」
    <http://www.tufu.or.jp/pdf/purine_food.pdf>2018年1月20日アクセス
  • [注3]公益財団法人 痛風財団「食品・飲料中のプリン体含有量」
    <http://www.tufu.or.jp/gout/gout4/447.html>2018年1月20日アクセス

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